フフフフフッ・・・・・・
先日、後輩から耳寄りな話を聞いた。
タマン仕掛けで打ち込みしているところで、ただなんとなく手前2~3m先に投げたらわずか数分で竿先が
「ブンッ」と曲がり、ラインをブチ切られたという。
「はぁやぁ・・・何だったのかやぁ?」と、その場では聞き流しているフリをしていたが・・・・・・・・・・
スイッチON
聞き逃すワケがない。こりゃどー考えても
あなポコターゲットでしょうに。
一昨日の釣行で赤侍さんから下げ潮狙いがいい感じという事を聞いていた。
そして昨夜
ポイント・時間帯・仕掛けのセッティングをバッチリ整え、定刻前に究極のエサ、ロリアオリーを求めエギングポイントへ向かった。
1ヵ所目で30分・・・・アタリ無し。
2ヵ所目でも30分・・・・・・アタリ無し。
ヤバイ定刻時間が迫ってきている。このままではエサどころかあなポコすらできなくなってしまう・・・・・。止むを得ん、スーパーでサンマ買おう
所持金150円
サンマ128円
ギリギリセーフ
買い物客が並ぶレジででビニールに入れたサンマたった1匹を手に持って列に並ぶ
underground angler(恥ずかしかったれす)。
ポイントに着き、速攻仕掛けをセッティングし、投げるポイントを下見する。ポイントは足場が高く、水面まで3m位ある。そこから数メートル先なので、ある程度投げなければならない。しかも肝心なオモリを忘れてしまったので仕掛けが飛ばない。何かオモリになるものはないかと車内をあさぐると、キャロライナリグで使っていた20gのシンカーを見つけた。それを適当に付け、いよいよキャスティング。ピンポイントに仕掛けを落としたいのだが、アンダースロー・オーバースローでは届きそうにない。色々考えた末、この投法に決めた。
名付けて、
「カウボーイ投法」
(って考えてみたらシガヤーダコもこの投法なんだよね) だから名付けるほどでもなかったな、と1人でちょっと恥じらう
「ィイ~ハァ~(カウボーイの雄叫び)」と気合を入れテリーマンチックにキャストして着水。オモリが軽いのでスローシンキングでエサが沈んでいくといったところ。投げ込んだ後、手に持った洗濯ロープを近くにあるフェンスに結ぼうとしたその時
グン・グン・グンッ!!!
えぇぇぇ~っ!?!?・・・・・・
うぅえええ~っ!?!? HITォォ!?!?
とりあえず味わったことのない凄い引きを洗濯ロープ伝いに感じる。焦りながらも根に潜られてはイカンと思い、すぐさまロープを引っ張り込む。最初の引きだけが凄かっただけで、手前まで来るとすんなりお手上げモードで水面に上がってきた。辺りは暗いので奴が見えない。
抵抗せずあっさり手前まで来たのはいいが、この高足場にどうやってあげよう?水面からヤツをちょっと持ち上げてみると結構重い
ここはこの洗濯ロープとワイヤーを信じて・・・・・・あの那覇にお住まいの原始的な漢のように・・・・・・
ウリャァッ!!!と一気にブリ抜くっ。
「ひょぉぉ~んっ・・・・・ドタッ」
(仮想効果音)
に、逃げろぉぉ~っ
やっちまった 遂にやっちまったで!!! キャスティングからランディングまで一分足らず。 お笑いレッドカーペットのネタ時間ばりの寸劇。驚きを隠せずただ愕然とフリーズ。こいつフォールで喰ってきやがった・・・・すげぇぇ。
「この喜びを誰に一番伝えたいですか?」と自問自答し、即赤侍さんに写メールを送る。
興奮状態のまま帰宅し、今度はワイフの顔を見、快感を覚える。
台所に置いてみた。
だめだ・・・・私には捌けない。
てなわけで、最近お世話になっている知人のお店に持っていき検量してもらう。
64cm 4.6kg
たまたま飲み仲間がいたので、そこに混じってミーバイ料理をくゎっちーさびる。
煮付け激ウマ
刺身も頂き、持ち帰りも貰い、別のテーブルの人にも配り、皆に感謝され褒められ、酒も進み、超ハイになる。いやぁ・・・・生まれて初めてこんなサイズ取ったけど大物ってイイ物だ。
(この場を借りて)
赤侍殿っ!!! 感謝しておりますぞっ。釣りパワーのあなポコネタはまだ読んではおらぬが(すんまへん)、そなたの情熱が私に伝わったからゆえ、この釣果があるのでござる。
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そして、赤侍ブログによると時間が経てば、また新たな主が同じスポットに現れるとか。
この釣りは
あなポコだけに、あなどれませんっ!!!
(ヒクなーっ)
誰にでもできるあなポコ釣り、詳しくは先月号?の釣りPOWERの特集をCHECK!!!
(私も読もう)